性病の特徴を男女別に解説

男性は性器にかゆみを感じたら要注意

性器に違和感があったら、それは性病かもしれません。

男性の性病でよくみられる症状はかゆみです。見た目は異常がないのに、性器やその周辺がむずむずしたり、かゆみが広がっていったりしたら、性病の可能性があります。

性病の種類によっては、性器に炎症が起こり、腫れやぶつぶつとした皮膚の盛り上がりが起こる場合もあります。性器に起こった病変は、下着と擦れて刺激を受けやすいため、放置していると悪化してしまうのです。

また、蒸れたようなにおいが出てくるようにもなります。においは、放置していると周囲の人が気づくほど悪化する場合もあります。

これらの症状に気づいたら、病院で診察を受けましょう。

女性が性病にかかるとおりものに変化があらわれる

女性は男性よりも性病の発症率が高く、発症する性病の種類も多いです。性器の表面には汚れが溜まりやすく、清潔を保っていないと性病を発症するリスクが高まります。

女性が性病にかかった場合、生理でもないのにおりものが多く出たり、おりものに粘り気や強い匂いがするのが特徴です。

性器の周囲や内部にできものができたら、性病にかかっていると考えてよいでしょう。かゆみが起こっても、むやみに掻いてはいけません。粘膜が傷つき、症状が悪化する原因になります。

性病は、病原体に感染してから症状が出るまで時間がかかり、発症に気づきにくい場合があります。また、性病は種類によって独特の違和感があります。

性器や性器の周りの違和感に気づいたら、病院へ行きましょう。

性病は症状があらわれない潜伏期間に注意

性病の病原体に感染してから症状が出るまでの期間を「潜伏期間」といいます。潜伏期間中は、症状が出ていなくても、病原体が性器や粘膜、体液で繁殖しています。そのため、気づかないうちに感染を広げてしまう可能性があるのです。

潜伏期間の長さは、性病の種類や感染者の体質によって異なります。例を挙げると、クラミジアの潜伏期間はおよそ1週間から2週間です。梅毒は3週間が目安です。

HIVの潜伏期間は、1年から10年かかると言われています。HIVは性病の中でも特に危険な病気です。しかし、自覚症状が出るまでに長い潜伏期間があり、自分で感染に気づくのは困難です。

疑わしい行為があった場合は検査を受けましょう。自分の命を守るだけでなく、感染の拡大を防ぐことにもつながります。

感染してから経過した時間によっては、検査を受けても病原体が検出されない場合があります。そのため、心当たりのある行為からどれくらい時間が経っているのか、きちんと医師に伝えることが大切です。

性病に感染したか心配になったら病院に

性病の症状は多種多様で、自分で気づきやすいものもあれば、気づきにくいものもあります。性病に特徴的な症状は、悪臭やできもの、女性の場合はおりものの変化などが挙げられます。

トイレや入浴時に、性器やその周辺、下着などを確認すれば、性病の兆候に気がつくかもしれません。インターネットでは、簡単にセルフチェックができるサイトもあります。性病が心配な人は、セルフチェックを受けてみると良いでしょう。

自分で性器を確認したり、セルフチェックを受けたりして、性病の兆候があると感じたら、診察を受けましょう。恥ずかしいからといって、放置したり、自己判断で治療したりすると、症状が悪化するだけでなく、周囲に感染を広げてしまう恐れがあります。